今さら聞けない ロジカルシンキング② 構造化とMECE

ロジカルシンキング(論理的思考)はビジネスにおいては、必須なスキルと言っても過言ではないほどスタンダードなものになってきました。

スキルは物事を行うための能力のことですが、ロジカルシンキングはどんなものかを知っているだけではなく、実際の仕事の場面、ビジネスで使えるスキルにならなければいけません。

ロジカルシンキングは、複雑なこと、難解なことをきちんと筋道をたてて、物事を体系だてて考えられるようにして、物事の全体像を把握しやすくするようにすることです。

それには、どのような手法をとるべきか

今回はロジカルシンキングで、まず最初にとるべき手法

構造化とMECEに関してご紹介します

ロジカルシンキングではこの2つを熟知して、使用することが重要事項です

構造化とは

分析したい対象、を分解して、それらを成立している成分、要素、状態などを分けて明らかにすることです

また分ける際に必ず意識すべきことが階層化です。

これにより、大規模で複雑な対象を、おのおのの単位に分類して取扱いやすくなります。

構造化とは以下の状態となっていることです

  1. 全体把握ができ、構成されている要素が明らかにされていること
  2. 構成要素がどのような関係(上下、並列など)か分かりやすく、かつ整理されていること

では具体的にはどのようにすればよいでしょうか?

構造化するのは、分類と階層を意識すれば簡単にできます

たとえば人を階層してみましょう

人というのは何に分類できますか?

真っ先に思い着くのは男女などの性別

また、年齢、出身地、国籍、人種、未婚・既婚、職業・・・・

と分類するための項目は多く出てきます

階層は、一番上が人で、そこから分るされてくるのはまず性別

男女かの二択(今回は分類例として二択とします)

そこからは年齢(年代)、人種など階層化であらわせます

このように人というものをロジカルシンキングで、論理的に考えると、人はさまざまな要素で構成されて、成り立っていることが表すことができます

MECEとは

もうひとつの手法

MECEです

メセではなくミーシーと読みます

MECEは、Mutually Exclusive, Collectively Exhaustiveの頭文字をとった言葉です

まずMutually Exclusiveは訳すと、「相互排他的な」、「相互排他の」、「 相容れない」という意味で、簡単にいうとダブりがないことです

そして、Collectively Exhaustiveは訳すと「全体的な」、「漏れがない」という意味で、簡単にいうとモレがないことです

MECEはモレなく、ダブリなく物事を考えることを表します

まさしく、前述した構造化する際に必要な考え方となります

MECEで構造化することで、あるひとつの事柄を分析するために、全体がわかりやすく細分化、詳細化されていて、モレなく、ダブリなく整理されており、理解しやすく、問題解決するためのアプローチの一歩となるものです。

ビジネスにたずさわる現場にいるみなさんが一番身近で、接するものとしてはビジネス文書が構造化とMECEの組み合わせで作成されるのではないでしょうか

小説のように文章がづらづらと並べられている報告書や企画書はみたことがないですよね

ビジネス文書こそ、分類と階層で構造化されて、MECEでまとめられたものではないでしょうか

そのような意識でみてみると、ロジカルシンキングは身近なものと感じると思います。